オフホワイト クリーム

花の色  オフホワイト クリーム

ルスカス

艶やかな濃いグリーンでとても使いやすい葉物です。葉の部分は茎が平べったく変形した物で、葉の裏側に花が付いている場合があります。アフリカ北部のアルジェリア、モロッコ、チュニジア、スペインやシチリアやマルタ島、地中海沿岸原産。葉の色も変わりにくく大変長持ちです。

今回入荷のルスカスは丈も100cmくらいありかなり大型でした。葉が大きかった分少し難しかったような感じでしたが、出来上がった作品はそれぞれこの葉をうまく利用し、大胆で目を惹く大きなマスターピースとなりました。レッスンではできるだけ様々な花材を扱い、特徴を理解しアレンジメントに取り入れて下さい。一番嬉しかった事は、ほとんどの葉を無駄なくきれいに使ってくれた事です。ここまで立派に育てるのはとても大変な事です。生産者さんにもご報告したいくらいです!

Ref: The Kews http://www.plantsoftheworldonline.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:540453-1

ユーカリ ポポラス

流通名はユーカリポポラスベリーですが、ユーカリは実をつけないため小さな粒はgumnutsガムナッツと呼ばれる花の蕾です。また、実際世界の市場に出回っているものは葉の形が丸いものであったり細長い楕円のものであったりと様々です。オーストラリア東部原産。あえて品種名をあてがえば、Eucalyptus pulverulenta 'Baby Blue' です。

ユーカリはとてもよい香りで私も見つけると買わずにはいられません。水揚げが悪く5日もすると乾燥してしまいますが、ドライのまま使っても構わない花材です。香りも持続しますのでリースやアレンジメントなどにうまく使ってください!

ref: https://www.hardy-eucalyptus.com/post/what-is-eucalyptus-populus

ハボタン 葉牡丹 ホワイトレディ

ヨーロッパ南部、地中海沿岸原産のワイルド・キャベツの変種 他にはケール、キャベツ ブロッコリ カリフラワーなどがこの仲間。

食用としてケールが江戸時代初期に渡来。(鎌倉時代中期から江戸時代とするものもありますが、その間約400年であまりにも期間が長いためとりあえずこちらでは江戸時代初期とします。)その後日本で品種改良され現在の葉牡丹となりました。赤い色素はアントシアニン 寒くなると葉から緑素がなくなり紫やピンクの色が残ります。白いものは赤色素を持たない品種で白くなります。

野菜の仲間で葉に鑑賞価値がありお正月に大きなものが出回ります。お値段少しよい物をお求めください!下の葉を整理しながら長くお楽しみいただけます。鑑賞賞です。農薬を使っている可能性がありますので食さないように。

センリョウ

赤い実が美しく、お正月には必需となる実物。葉は革質でちょっとゴワゴワした手触りです。周りには鋭鋸歯があり先が尖る葉は対生し葉が4つきれいに並んで見える。薬草としての扱いもあるようです。

ユーカリ グロボラス

白く固い実だけで葉もない状態が特徴の植物です。ユーカリで花の蕾の状態です。クリスマスシーズンに出回ります。高価なのですがやはり使いたくなります。初めはフレッシュなままアレンジメントに入れ、後ほどリースやスワッグなどに使用するといいと思います。白が強いグレーで、とても目立ちますのでコントラストを作りたい場所に使用しました。稀にオフホワイトのボサボサとした花が開花する場合があります。

ラナンキュラス シャロン

白地にほんのりわずかなクリームが乗ったフロレット。ラナンキュラスの花弁は200枚近くもあるそうです。花のサイズはまだ小さめでしたが丈は長くしっかりしたものを選びました。ラナンキュラスは頭が重いので茎が太い物を選びましょう。水を多く必要としますので花瓶の水は少し多めに。アレンジメントに使用する場合は少し長めに差し込みましょう。寒い季節は10日くらい咲いてくれます。だからこそよい物を!

アカバセンニチコウ / アルテルナンテラ・デンタタ

美しいボルドー色の葉に魅せられて購入しましたが、水がうまく上がらずついに一枝も使いませんでした。調べてみるとヒユ科でアマランサスのファミリー。中南米原産ですので、やはり暖かい気候を好むのだと思います。寒さにやられたかな??

英語名ではたくさんの呼び名があります。indoor clover, Joseph's coat, joy weed, large purple alternanthera, metal weed, parrot leaf, purple alternanthera, purple joy weed, purple joyweed, ruby calico plant, ruby leaf, ruby leaf alternanthera
これだけあるのは珍しいと思いました。

Ref: https://mikawanoyasou.org/data/akabasennitikou.htm
mikawanoyasouさん 詳細でいつも拝見しています。

 

ジュズサンゴ

鮮やかな赤い小さな実がとても美しく、今年の発見でした。アメリカ南部、フロリダ、カリブ諸島や南米アルジェンチン パラグアイなど森の湿った土地に分布。ハーブでエディブル、染料としても利用されるとの事です。栽培されているものは農薬を使用されている可能性がありますので食用でない場合は絶対に食さないように。葉も少し赤みかかかり実は繊細に見えますがとても強く切り花としても長く楽しめます。

ref: https://flowers.hasma.jp/family/petiveriaceae/

ブルニアレッド

南アフリカケープ地方原産。ナチュラルな赤い色はどんな植物ともよく合いクリスマスの時期には欠かせないアイテムです。南半球原産のため日本へは10月下旬頃から12月頃までに流通します。