ピンク

花の色 ピンク

ラナンキュラス シャルロット

花びらが少ないバタフライタイプのラナンキュラスです。本当に人気で市場でも目にした時に素早く手にしないとすぐになくなります。茎の太さもチェックポイントにしています。

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。お手入れは花瓶の水替えの時に茎を斜めに切り戻す程度。花びらはデリケートですが、茎がしっかりした物を選べば極めて丈夫です。

ラナンキュラスの大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

 

チューリップ クラウンオブダイナスティ

開いた時の花の形が王冠のようになります。可愛いピンク色なのですが名前が'クラウンオブダイナスティ Crown of Dynasty'。権威のある女性にささげるための名前でしょうか。

中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

チューリップもアネモネと同じで切り花になっても開閉運動しながら毎日楽しい変化があります。今日ポジションを決めても明日になると違った方向にむいている事もざらですので、そこはこのお花の特徴という事でご愛嬌デス! ちなみにチューリップの開閉運動(または傾性運動)は温度に影響されるとの事です。気温が低い時は花びらの外側が伸び、高い時は花びらの内側が伸びるそうです。暖かい部屋ではこれがチューリップというくらい大きく花が開き、原型をとどめないほど変貌していますね。チューリップの葉を処理する時は茎を傷つけないように気を付けてください。ナイフを使う場合はゆっくりと慎重に!レッスンではナイフで葉をきれいに落とす方法もご紹介しています。

ガーベラ

ブルーベースで青みかかっているピンク色です。茎は太くしっかりしていますが、名前の記載がなく残念。愛知県渥美町からのお花です。

一度水が上がれば浅水で管理。水替えの際茎を斜めに切り落としましょう。

トウカイサクラ

この時期に桜も入手できます。花が付く枝を探していました。枝物と春の柔らかいお花で作るブーケをアドバンスのレッスンとして考えていました。クラスでは様々な植物を触り体験して頂こうと思っています。桜は枝も美しいです。枝としては1カ月後も使えます。

シナミザクラと小彼岸の交雑種と推定されたとあります。木根が基幹から出るのがシナミザクラの特徴でそれが受け継がれているとの事です。
ref: ref: https://www.hananokai.or.jp/sakura-zukan/toukaizakura/?n =1452&n[]=1700&n[]=2012

シノグロッサム ミスティックピンク

ワスレナグサと葉ざわりがよくにていますが、茎は太く丈も70㎝あるかなりの大物です。小さなフィラーフラワーを探していた所、可愛いピンク色が目に留まり購入してきました。パッケージをあけたら残念な事にほとんどの花びらが散ってしまい、残ったのは先端のわずかな花。ほんとうに蕾と数輪でした。水あげして翌朝もバラバラと大半の花びらは落ちてしまいました。でもそのまばらになった花を使う強者の生徒さんがいました! ふんわりと組むブーケでしたので点で空間を埋め軽くエアリーな出来栄えで、まさにレッスンのテーマ通りの作品になりました。生徒さんの柔軟な考え方素晴らしいと思います。勉強になりました!

さて、花が落ちた理由は寒さだと思います。初めて使うお花です。知識がなく春先に咲くワスレナグサと同じだと思って購入しましたが、あきらかに寒さに弱いのです。庭ではロゼット状に葉が広がり冬越しとありますが、それは今の季節小さなままの状態での事。旬の物は旬に使うのが最良であると改めて感じた次第です。ムラサキ科の植物は水は濁りやすく暑い季節もちょっと扱いにくい花材かもしれないと思いますがいかがなものでしょうか?

チューリップ モスニ

ブルーベースのピンク色のチューリップです。長めですのでいろいろ使えそうなので沢山入荷してしまいました。茎を斜めに切り落とし大きな葉やダメージした葉などを切り落としておくと幾分長持ちします。一週間楽しんで下さい!

中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

チューリップもアネモネと同じで切り花になっても開閉運動しながら毎日楽しい変化があります。今日ポジションを決めても明日になると違った方向にむいている事もざらですので、そこはこのお花の特徴という事でご愛嬌デス! ちなみにチューリップの開閉運動(または傾性運動)は温度に影響されるとの事です。気温が低い時は花びらの外側が伸び、高い時は花びらの内側が伸びるそうです。暖かい部屋ではこれがチューリップというくらい大きく花が開き、原型をとどめないほど変貌していますね。チューリップの葉を処理する時は茎を傷つけないように気を付けてください。ナイフを使う場合はゆっくりと慎重に!レッスンではナイフで葉をきれいに落とす方法もご紹介しています。

チューリップ アンジェリケ/アンジェリーク

白のダブル咲きのチューリップと信じ込み購入しましたが、品種名の記載に'アンジェリケ'とありました。 薄ピンクのダブル咲品種'アンジェリーク'に名前が似ているなと感じましたが、のちに生徒さんから送られてきた写真でうっすらとピンクかかった花びらを確認。英語で'Angeliqe’と描きますので日本語にした時の違いと気が付きました。

中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

クレマチス キーウ

茎はとても繊細で、とくに上部の茎は何かにひっかけるとすぐに折れてしまいます。こんな繊細な花でもフローリストたちは扱わなければなりません。ちょうどよいレッスンの花材となりました。

水あげをよくするため茎の先端は必ずナイフでシャープに切ります。そぎ落とすといったほうがよいでしょう。しっかり一晩コンディションし、先端まで水が行き渡るるのを確認してから使用します。

センニンソウ属はクレマチス属とも表記されます。

アルストロメリア

南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドが多く色も豊富。柔らかい花びらではあるがとても丈夫。花は散形花序・茎の先端に沢山の花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。切り分けて使う場合は茎が弱いので給水フォームに挿すときは丁寧に扱ってください。切り花の部類では大変長く楽しめるお花の一つです。路地ものの花は5月から6月頃ピークを迎えますが、花屋さんで一年中入手できるポピュラーなお花です。一月という一番寒い時期に初夏のお花の入荷でしたが、本当に元気で長持ちしてくれています。色も可愛いので心躍りますね!

シンピジューム

とても大きくて立派なシンビジウムです。もしかしたら一緒に入荷した’ピースレディ’の色の濃い物かともおもいますが、名前がありませんでした。茎の太さも十分ですが花が付きすぎな位で水あげが心配でしたがメジャ-な問題はありませんでしたのでお届けしました。

ネパール、ミヤンマーや中国の山岳部の冷涼なエリアが原産です。春に花をつける春蘭の仲間で、一年中入手できますが、初冬から本領発揮する花です。優しい香りも楽しめる品種が多く、アレンジにも活け込みにも向きます。ファレノやシンピジュウム、ヴァンダなど立派な蘭類は大きな花が多く水あげも時間がかかるものです。花に元気がなくなってしまった場合は、下のフロレット数個を切り落とし、丈も短めにすると元気が出てきます。消毒したナイフで大きく斜めに切ると表面積が広がり水上りも早くなります。

徳島県が日本一の生産地ですが、このお花に関しては名前も産地もありませんでした。ref: シンピジューム