エリンジューム マグネーター
グレーイッシュなパープルで、やや落ち着いた感じの色です。尖った葉に尖った苞が特徴です。ヨーロッパ原産で冷涼な気候を好みますので、日本でも北海道や長野など比較的涼しいエリアでの生産が盛んです。秋口から比べかなり日持ちがよく、クリスマスリースに加えドライでも楽しむことができます。
セリ科ですので、私には強い花粉のアレルギーがあります。もしアレルギーで花粉症の症状が出る場合は別の部屋で管理するのがよいと思います。もしアレルギーの症状を感じる場合はお知らせください。
花の色 紫
グレーイッシュなパープルで、やや落ち着いた感じの色です。尖った葉に尖った苞が特徴です。ヨーロッパ原産で冷涼な気候を好みますので、日本でも北海道や長野など比較的涼しいエリアでの生産が盛んです。秋口から比べかなり日持ちがよく、クリスマスリースに加えドライでも楽しむことができます。
セリ科ですので、私には強い花粉のアレルギーがあります。もしアレルギーで花粉症の症状が出る場合は別の部屋で管理するのがよいと思います。もしアレルギーの症状を感じる場合はお知らせください。
団扇のような仏炎苞は白地にピンクがのり、飛び出している肉穂花序は落ち着いた大人の紫。都会的な色で魅力的です。マキシマは仏炎苞の部分にグリーンがのる物をよく目にしますが、そちらも素敵ですので今回は両方ともゲットです!
日本一の生産者さんのアンスリウムです。お値段が幾分高くレッスンにはなかなか使えないのですが、夏は一歩抜き出たよいお花を入れなければ日持ちもしません。本数を減らしてでも良質をお届けしたく入荷しました。信頼につながりますので決して高い買い物ではないと思っています。
アンスリウムは南米コロンビアやエクアドルの原産。暑さに強く独得な容姿が目を引き付けます。色のついたハートシェープの部分を仏炎苞(ぶつえんぽう・英語ではspathe)と呼び、中心部から出ている棒が密集した花が付く肉穂花序(にくすいかじょ・英語ではspadix)です。葉は濃いグリーン、尖った先端に向かって葉のボディが徐々に細くなっていく形ですが、花ともよく似た形をしています。花、葉も切り花としては非常に長持ちです。普段の手入れも簡単、少しずつ茎を切り戻すだけです。
茎から仏炎苞の根本あたりはクリーム色で先端はワインレッド。目新しく心をつかまれてしまいました。
カラーは南アフリカの西から東ケープ州マラウイ地方が原産です。ハイブリッドですが、おそらくZantedeschia rehmannii 桃色海芋の種類だと思います。すらりとした美しく長い茎は短く切ってしまうより、その魅力を引き立てるアレンジメントで、十分に花の価値を楽しみましょう。生徒さんの一人は上手にシャワーブーケに使っていました。出来栄えも素晴らしいです。
花瓶に飾る場合は切り戻しをしながら管理してください。カラーは数十本に1本か2本は弱い物があります。気温が高くなる頃もし水がすぐ汚れるようでしたら、すべての茎を点検して下さい。水がぬるくなるととろけてしまう場合もありますので早期に発見し、残念ですが処分です。どの花のメインテにも言える事ですが、花瓶とハサミはいつもきれいにしバクテリアの発生を少しでも抑えましょう。
カラー(海芋)の種類 http://fdb.jp/hidaka/node/120
ヒメハギの仲間で、南アフリカケープ西から東の海岸沿いから山間にかけて広く分布し海沿いの厳しい天候や山あいの乾いた環境でも育つ丈夫な植物。2016年初めて巡り合った時からとても魅力を感じていました。最近になりよく見かけるようになりました。手入れも葉を落とし茎を切るだけで特別なケアは不要です。水があがると花はそのままの状態でほとんど落下する事もありません。
蕾は半月形の濃い緑、やがて膨らみ萼に色が出てきます。花弁は2つ羽のように左右に開きますが、一体どこが受粉する部分なのかは私にはわかりません。
クワズルナタル州(KwaZulu-Natal)でこの植物の抗菌作用が確認されており特に特定の細菌への効果が見つかっているそうです。死者を洗う時にも使ったとの記録もあるとの事、昔の人はどうやって薬草を見分けたのかとても不思議です。
白い花をつけるもの、あるいは細い葉をつけるものなど様々な種類があるようです。
ref: http://pza.sanbi.org/polygala-myrtifolia
ref: https://mikawanoyasou.org/data/polygalamyrtifolia.htm 花のクローズアップがあります。詳しい説明もあります。
茎も長く丸い花にしては重さがないためいつも入荷しています。今回は初夏らしく薄いラヴェンダー色にしてみました。湿度と温度に弱い花です。6月は5日程度楽しめれば十分と思います。
地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。本来夏の花で日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。最近は一年中栽培され季節感がなくなってきました。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブーケに入れるとどことなくワイルド感もありナチュラル感を求めるにはとてもいい花材です。アレンジメントでは花と花をつなぐトランジショナルとして活躍します。でもちょっと目立つお花ですので注意しましょう。
ヨーロッパ原産 長い穂に小さな花がたくさんつきます。開花の状態で少しうねりますがそれも魅力です。初日の水あげをしっかりすると下から咲き始め一週間は余裕で楽しめます。紫、白、ピンク色があります。ガーデニング用の苗も流通しています。鉢でもよく育ちますので一鉢あると重宝ですね。
フロレットは紫とも茶色にも見えるくすんだ色ですが内側は黄色。原種はトルコ東南部とイラン北西部の丘陵に生息。こちらは栽培種との事です。ユリ科ですのでチューリップと同じです。なんとなくチューリップの花びらにも質感が似ています。
約15㎝程の茎をそのまま残してリースに入れましたが、雰囲気のある植物で、何度も目をとらえられてしまいます。茎は柔らかいので丁寧に扱いましょう。
オーソドックスなムスカリです。甘いムスクの香りがありベル状の小さなフロレットが一本の茎に密集して付きます。トルコの松の森が原産。2月は球根付でしたが、切り花になると5日程度しか日持ちはしません。色は紫・濃いブルー・白などでどれも素敵。茎も美しく濃い色でしたら小さなアレンジメントやブーケにアクセントカラーとしてのご利用もお勧めです。
ムスカリは青いベル状の小さな花が密集して穂の先端につき(総状花序)、葡萄のように見えるためグレープヒヤシンスとも呼ばれます。交配種がほとんどで、水色や白との複色など様々あります。
ムスカリの代表品種
南米チリ原産の特有種。すらりとしたスレンダーな茎の先端に5弁の花びらを持つ花が4つから5つそれぞれが違う方向を向いて散形状に咲きます。芳香があり白、紫、紫に赤、ストライプが入るもの、複色など多数あります。一般的な事ですが交配品種の香は弱いです。学名にあるLindl.は John Lindley 英国人の植物学者/蘭研究者(Orchidology)
3か月連続して購入しています。ストライプが入らないタイプもありますが、今年はゼブラがお気に入りです。茎は約60㎝程ありその茎も魅力の一つ。曲がりやすいので今回はリースに入れました。花が最も美しい期間は5日ほどですが、終わった花を整理してゆけば実際は10日くらいは楽しめます。
いつものカーネーションとはちょっと違いますが同じファミリーです。花びらは覆輪となっていて白とピンク、白に紫など赤系の色が多いです。遅めの春から初夏にかけて出回りますが、原産地は南ヨーロッパのバルカン半島やフランスとスペインの間にあるピレネー山脈など大きな木々が生い茂る山のため暑さや湿度が苦手。これは他のカーネーションにも言える事で使うのでしたら今!
節の間で斜めに切る事、花瓶を清潔にし、水替えの都度切り戻しをかけましょう。茎が太く葉もカールしていない物が良いです。エチレンガスに弱いため痛んだ花、葉はすぐに取り除き、果物のそばには置かないように。
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