花の色 黄

ファレノプシス/胡蝶蘭 ミディタイプ

落ち着いたアレンジの中に少しだけ明るい花をというご要望。オーキットも市場にでる時とでない時と、種類もその時の運任せ。ある意味スポットでコレとはっきり名前が分かっているものは発注できるのですが、最近は名前がついていないのが多くそれも難しいです。美しさを寄せ集めたケース売りもあるのですが普通には手が出ないです。中心部の下に落とし込むようにして使いました。お花の面積が大きいのでかなり明るくなります。これでヨシ!

小ぶりの胡蝶蘭の種類をミディと呼んでいますが、ミディタイプの胡蝶蘭には花の名前がついていない事が多いです。お花の名前は次回のリピート買いには非常に役立ちますのでぜひつけていただきたいものですが、品種改良が重なり色の出かたも多様で難しいのかなとも思うようになりました。

時々この花も水落ちする場合があります。原因は花が沢山付きすぎている事だと思います。下の花の数個カットし、茎をざっくりと大きく斜め切りし水揚げをしてください。このひと手間で違ってきます。お試しを!ナイフ・鋏は消毒してから使ってください。

英語ではモスオーキッド、蛾が羽を広げているような所からそのニックネームが付いたらしいですが、それにしてもエレガントな蛾ではないですか.....

スカビオサ/マツムシソウ 実

いつもは花としての利用ですが、今回は実、いわゆる種に変化する途中の物です。写真右上がお花の蕾、そして左下のボンボリがシードポットの部分です。小さくていがぐり頭のような様子ですが、これがまた花と花の間にいるととても可愛いいのです。オーダーのお品にとちょっと背伸びして購入してしまいました。

地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブドウの蔓のフレームを使ったブーケなどには、このナチュラル感がたまらなく素敵です!お花は様々な色があり、それらは優しく他のお花をサポートしてくれるお花です。

ファレノプシス/胡蝶蘭 ミディタイプ

こちらはオレンジかかった黄色です。中心部にはうっすらたピンクがのっています。花びらのマットな優しい触感が色からも感じあられとても好きです。ミディタイプの中でも小さめです。お取り扱いは細心の注意をしながらやさしくやさしくデス!

小ぶりの胡蝶蘭の種類をミディと呼んでいますが、ミディタイプの胡蝶蘭には花の名前がついていない事が多いです。お花の名前は次回のリピート買いには非常に役立ちますのでぜひつけていただきたいものですが、品種改良が重なり色の出かたも多様で難しいのかなとも思うようになりました。

時々この花も水落ちする場合があります。原因は花が沢山付きすぎている事だと思います。下の花の数個カットし、茎をざっくりと大きく斜め切りし水揚げをしてください。このひと手間で違ってきます。お試しを!ナイフ・鋏は消毒してから使ってください。

英語ではモスオーキッド、蛾が羽を広げているような所からそのニックネームが付いたらしいですが、それにしてもエレガントな蛾ではないですか.....

 

ファレノプシス/胡蝶蘭 フォーチュンザルツマン

'Fortune Salzmann' ザルツマン、ドイツの牧師様のお名前からとったのでしょうか。ポピュラーな胡蝶蘭です。青みがある黄色地にリップが赤、目を捉えますね。素敵です。ブーケに入れましたがミディタイプとは思えないほどステムも長く、大変使いやすかったです。

どの花もそうですが、雑菌が付かないよう鋏、ナイフすべて消毒してから切り戻して下さい。高品質なものは水が十分に渡れば、かなり長く持ちます。

マム/一輪菊 パラドフ

先月のは黄色に近いオレンジでしたが、今回のはちょっと深みも感じるオレンジ。そして少し大き目でした。今の季節茶色や赤などの葉が多いのですが、黄色系が入ると明るくなります。形はフルにピンポン咲ではありませんが、ピンポン咲とさせていただきました。

マムは秋が旬のお花です。葉が多い場合は少し整理して水揚してください。水替えの時に茎を切り戻をするとよいです。暑い時期は一度水揚げさせたら少し少な目の水でもちゃんと咲いてくれます。葉が沢山ついている場合は整理して整えてあげましょう。もし葉を付けたままにしたい場合は水が下がりやすいので、毎日よく観察してください。

オンシジューム ハニーエンジェル

鮮やかな黄色で茶色い斑点がない品種です。最近このハニーエンジェルしか見なくなりました。反対色の紫色の花との相性は抜群です。お祝いの席をとても華やかにしてくれます。最近は安定してよいオンシジウムが入手できるのはありがたいです。

メキシコ、ブラジルなど中南米の熱帯地方に300種類も分布。白、バーガンディー、茶色と白の複色など色も様々。茎の下から開花が進み終わった花の部分は散りますので早めに処分し、茎の切り戻しをすれば長く楽しめます。

バラ ソラーレ

爽やかな黄色です。鮮やかさがひときわ目立ちます。群を抜いて背丈が高かったため写真を撮るのを忘れてしまったくらいです。高さがある作品のデザインでしたのでこの長さが大変ありがたかったです。でもプレゼントにする場合は黄色のバラは花言葉があまりよくありませんのでご注意下さい。

葉に艶があり思い頭を支えられるくらいの太い茎を選びましょう。私は農薬へのアレルギー反応が出るため、葉に白い粉がのっているようなものは絶対にX。

茎は斜めにナイフでカット。清潔な花瓶でお楽しみ下さい。

モカラ レオナ

黄色で大きい品種です。モカラはシンガポールにて、ラン科のアスコセントラム属、バンダ属とアラクニス属を掛け合わせて作られた育成種です。それぞれのよい所を取って生まれた品種ですので、色もよく日持ちもします。本来暖かなエリアの花の為冬の寒さはとても苦手です。暖かさを好むラン類、アンスリュームなどは適温で管理してください。水あげがスムーズですと一週間は花の色も褪せず楽しむことができます。この花は状態のよい物とそうでない物のギャップが大きいので確認が必要です。海外からの輸入は必ずしも上等なものばかりではありません。モカラを購入する時は花がくたびれて下向きになっていないかよくチェックしてください。上手く水が上がっていればハリがあり写真のように綺麗です。

蘭は一つの茎にいくつもの大きな花が付くため、飾っている途中元気がなくなってしまう場合もあります。そんな時は下の花2-3輪を潔く切り落とし、茎をナイフで斜めに大きくカットして新鮮な深水に入れて下さい。

モカラと同じように人口的に作られたランがもう一つあります。おなじみのアランダです。こちらもとても綺麗、むしろモカラより水あがりはよいと思います。どの花にも言える事ですが、なるべく清潔な花瓶とお水を用意してあげて下さい。鋏の消毒も忘れずに!

ヒペリカム ココキモノ

一年中流通するつやつやとした実物で、色も薄いピンク、クリーム、ライムグリーン、赤、そして深い茶色までバラエティ豊かです。欧米の方はコーヒービーンズなどとも呼びます。沢山の水を必要とするため、大きな葉は処理しやや深水で管理すると長持ちします。初夏に黄色い花をつけ、夏から秋まで実をつけますが一年中栽培されており入手可能です。

薬草としてヒポクラテスの時代(紀元前460-370)から神経痛の緩和などに利用されていました。ちなみに薬草に使われる種類はHypericum Perforatum 別名St. John Wort。もう一つの呼び名はTutsan、フランス語ですべてが健康という意味のToutesaineからきています。

Ref: https://www.holex.com/flowerwiki/hypericum/

マム/一輪菊 パラドフ

今秋やっと合格レベルのマムに会えました。やれやれ、夏の暑さで出荷が遅れ10月も後半に出そろってきました。これでしたら皆さんも納得だと思います。形はフルにピンポン咲ではありませんが、ピンポン咲とさせていただきました。

秋が旬のお花です。葉が多い場合は少し整理して水揚してください。水替えの時に茎を切り戻をするとよいです。暑い時期は一度水揚げさせたら少し少な目の水でもちゃんと咲いてくれます。葉が沢山ついている場合は整理して整えてあげましょう。もし葉を付けたままにしたい場合は水が下がりやすいので、毎日よく観察してください。