バラ科バラ属

バラ フェリシタル

濃いピンク色です。中輪で花弁の巻きが強く2度見してしまったくらいのお花です。開花した姿もとても美しく長く咲き続けてくれました。高地栽培で冷涼バケット輸送されています。栽培されている土や環境、そしてそれを輸送する段階、入荷した時の適切な処理で花持ちも格段に変わってきます。もちろん近年の品種改良の影響もあるのだと思いますが、1週間美しさを保ってくれるのでしたらまた購入したいです。

出荷場:栃木県JA小山

バラ ミスティレイン

明るいラヴェンダー色。薄紫、青みの強いピンクというべきでしょうか。小ぶりでしたが目にとまり購入しました。

ウォーターラインより下の葉はすべて落とし、清潔なナイフで斜めに茎を切り落とし、その後も時々切り戻しをかけましょう。茎がリフレッシュされ水の上がりがよくなります。

 

バラ エクスプローラー

長く太いステムで厚めの花びらのバラ ’エクスプローラー’。大きく見栄えのするバラが欲しかったので入荷しました。ケニアからの輸入でしたが、今回はビクトリアンローズのコサージュにするため花びらの良しあしで決めました。一本だけ手元に残りましたが、さすがに26度の夏日にも耐え1週間花瓶の中で生き残っていました。バラも10日位咲き続けるような品種がぼちぼち国産物で見かけるようになりました。ますます期待しています!

ウォーターラインより下の葉はすべて落とし、清潔なナイフで斜めに茎を切り落とし、その後も時々切り戻しをかけましょう。茎がリフレッシュされ水の上がりがよくなります。

バラ マンゴーリーバ

数束入荷があり、重量が重いバンチを購入したのですが、ちょっと見極めが甘かったようです。ガクが下に下がりきっていないため寒い場所に置いてしまうと十分に開かない可能性も無きにあらず。暖かい所でレッスンまでまる一日管理しておりました。曲がり枝でしたので、花の向きをよく見て配置を考えなければなりませんでした。よい経験としてとらえましょう。

それにしても、初めて使うバラの多い事!それだけ毎年多くの新種が出回るという事ですね。変化も楽しんでゆきたいのですが、古くからある好みのバラもまだまだ使いたい気がします。

バラ スペード+

近々バラにも革命が起きてくると感じていましたが、予感は当たりです。店舗に納入した黄色いバラの 'スペード’ でしたが、常時暖房の効いたきわめて乾燥した環境で2週間経っても花瓶の中で生き残っていました。もちろんオーナー様のお手入れもありきの事ですが、素晴らしいです。また巡り合えたらリピ買いです。

生産者:大沢園芸 様

バラ ラプソディ+

エレガントで大変ノーブルなバラです。白バラの’ブルゴーニュ’と共にウェディングの注文品の余剰分でした。11月に使ったものより少し色目が濃く出ています。生徒さんもすぐにこのお花をピックアップしていましたほど美しい!

バラ スィートアヴァランシェ+

大輪で茎も立派です。かなりよい物でしたが外側のペタルに傷があり少しお安く買えました。ブーケに使うため傷んだ外側のペタルは外してしまいますので問題はありません。花を高く持ち上げるデザインですので首がしっかりしている事がとても大事でした。

購入時は花に痛みがないか、葉に白いスポットがないかよく確認してください。また萼が蕾にぴったりとついているものは咲きません。十分に下がっている事も選択のポイントです。もっとも最近はそんな未熟な花を出荷する所はなくなりましたが、海外からの輸入ものに限っては可能性も無きにあらずです。バラは花の中でも短命ですのでよい物を選ぶとそれだけ長持ちにつながります。以前冬の時期でしたが約一か月咲き続けたバラもありました。観察力もトレーニングしてゆきましょう。

バラ バニラカタニラ

黄色に近いクリーム色。蕾の段階からコロンと丸く、カップの内側にひらひらとした花びらが並ぶ丸弁ロゼット咲きという希少種で流通量はそれほどでもないようです。ふんわり優しい開き方でいろも春色。とても魅力的です。

カタニラという名前は、カトリーヌ(仏)キャサリン(英語)のスペイン語だそうです。オキツナーサリーさんのページにありました。