オフホワイト クリーム

花の色  オフホワイト クリーム

センリョウ

赤い実が美しく、お正月には必需となる実物。葉は革質でちょっとゴワゴワした手触りですがいたくはなくむしろ見た目よりやわらかです。周りには鋭鋸歯があり先が尖る葉は対生し葉が4つきれいに並んで見える。薬草としての扱いもあるようです。

今年は不作でお品不足、当然ながら価格も高値。そんな時お隣から千両が沢山あるのでいかがかと嬉しいオファー。立派できれいな葉と赤く艶やかな実でした。ご近所の皆さんでありがたく分けていただきました。

 

野バラの実

小さな野バラの実は秋口から出回り初冬まであります。ちょっと何か足りないとき素敵な赤で応援してくれます。ドライになっても色はほぼこのままですのでクリスマスリースやスワッグ、ブーケにもアレンジにも万能で活躍してくれます。写真のモノはちょっと若くオレンジ色ですが、一週間後には深い赤に変わってきました。ドライで使ってもいい味が出てくるとおもいます。

ユーカリ プルベルレンタ/銀世界 ベイビーブルー

学名Eucalyptus pulverulenta 'Baby Blue' 

銀世界という流通名が付いています。樹は比較的小ぶりの部類との事ですが葉は枝にびっしりとつき、かなりしっかりしています。香りもよく葉は優しいシルバーグレー、上品でとても素敵。その上抜群に長持ちです。

秋と春にクリーム色の花を沢山つけるとの事です。何種類もあるユーカリ、葉物は通年流通していますのでお勧めです。

ユーカリ グロボラス

ユーカリの実グロボラスは白く固い実だけで葉もない状態で出荷されるのが特徴です。11月中旬ごろからよく出回りますが南半球からの輸入ですので夏に収穫されます。ユーカリも様々な種類がありますがどれもお値段は高価。ですがやはりユニークな形がクリスマス時期にはぴったりで私にとっても定番のアイテムです。初めはフレッシュなままアレンジメントに入れ、後ほどリースやスワッグなどに使用するといいと思います。稀にオフホワイトのボサボサとした花が開花する場合があります。購入した時には香りもありますので楽しめます。

ユーカリ ポポラス

流通名はユーカリポポラスベリーですが、ユーカリは実をつけないため小さな粒はgumnutsガムナッツと呼ばれる花の蕾です。また、実際世界の市場に出回っているものは葉の形が丸いものであったり細長い楕円のものであったりと様々です。オーストラリア東部原産。あえて品種名をあてがえば、Eucalyptus pulverulenta 'Baby Blue' です。

ユーカリはとてもよい香りで私も見つけると買わずにはいられません。水揚げが悪く5日もすると乾燥してしまいますが、ドライのまま使っても構わない花材です。香りも持続しますのでリースやアレンジメントなどにうまく使ってください!

ref: https://www.hardy-eucalyptus.com/post/what-is-eucalyptus-populus

ユーカリ エクゾティカ

ちょっと尖がった3mmくらいの小さな実が沢山ついており、一見変わった植物。調べてみるとイタリアで栽培、オランダ経由で入ってきたのではないかと思います。葉は細長で美しく葉付も魅力的です。市場では実だけの束で販売されていました。ドライフラワーでも流通があるようです。

実は蕾から大量の花粉が落ち、花粉によるかなりひどいアレルギー症状。部屋を何度も掃除しましたが、2日くらい鼻水は収まらなかったです。ユーカリで花粉症を発したのは初めて。ご注意ください。

スカビオサ コットンキャンディースクープ

地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブーケに入れるとどことなくワイルド感もありナチュラル感を出すにははとてもいい花材です。風に揺れる姿はたまらなく可愛いです。

バラ ラヴィニール+

2年連続でこの時期に巡り合えました。同じ方へのプレゼントなのですが、どうしてもこのバラが私をとらえてしまい身動きできないくらいでした。80㎝もある枝。長いままのデザインにしようかとても悩みましたが、他の花の長さが足りなかったのでラウンドのスパイラルにしました。

昨年私が書いたコメントです。ーーー

まだ若い状態ではグリーンかかった外側、次第に内側からピンクの美しい色が現れてくる、神秘的なバラ。最高のエレガンスをまとい凛と立つ姿、巡りあいました。

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ネズミモチ

花の季節は春の後半から初夏。クリーム色のほのかに香花を沢山つけます。葉は常緑で椿のようですが、椿よりは薄いです。花よりも実物の利用で活躍します。10月になれば青い実がなり、やがて秋が深まる頃ダークな色に変化。オリーブと同じモクセイ科ですので特徴はまったく同じです。実のついている枝はたいてい柔らかくとても使いやすいです。葉は切り花のすると落ちやすいため、さばいて使いましょう。

ネズミモチなどと変な名前ですが、黒くなった実からそのような名前になったのでしょう。また樹肌はモチノキと似ているため、両方から由来したようです。