花の色 橙 オレンジ

ラナンキュラス 竜宮かえで

咲いていない時はちょっと強いオレンジくらいでしたが、開花すると大きくとても目立つオレンジとなりました。もう少し薄い色を期待していましたが、強すぎて他の花とのバランスをとるのが難しかったです。花選びは難しい。

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

ラナンキュラス ラックスアリアドネ

ラックス(Rax) シリーズは花びらが通常のラナンキュラスより少なく、一重咲あるいは少な目の八重咲で、見た目にも軽いお花です。ラックスシリーズは色も豊富でギリシャ神話からとった素敵な名前の品種が沢山あります。品種改良に携わった綾園芸さんの解説によると、花びらには光沢がありラナンキュラス+ワックスでラックスと命名との事です。今回はラックスアリアドネ、白地に中心がピンク外側に向かって白にグラデーション。開花が進むと色が薄くなるのが特徴で、数日すぎるとほぼ白です。その変化の過程も楽しいものです。茎のかなり下から枝分かれしている為、花のサイズにバリエーションがあり大変使いやすかったです。水はやや多めに管理し、給水フォームでアレンジする場合は水切れさせないようこまめにチェックをしてください。先端に行くにつれ茎は柔らかいためフォームを使うときは優しくお取り扱いです。今シーズン目が離せないお花であることは間違いなしです。また違う品種に会えますように!

ref: http://www.ayaengei.com/plant/rax.html

ラナンキュラス カラ

ラナンキュラスは発色もよくビタミンカラーが沢山あります。'カラ'は蕾の時は濃いオレンジですが、開花すると少し色が薄まります。大輪系で他の花よりも大きく開きますので、大きなアレンジメントやブーケ向きです。一本でもとても華やかなのは、とてもありがたいですね。

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

バラ スピキュール

元気をいっぱいの強いオレンジ色。花は頭は剣先ではなくややフラットに開いてくるゆるいカップ咲き。花びらの数も多くとても豪華なバラです。花びらが多いだけ蕾の段階から重くいかにもこれから大きくひらくぞ~というパワーを感じました。国産の花は輸送に時間がかからず、こんな力強さも感じられるためとても嬉しいですね!

購入時は花に痛みがないか、葉に白いスポットがないかよく確認してください。また萼が蕾にぴったりとついているものは咲きません。十分に下がっている事も選択のポイントです。もっとも最近はそんな未熟な花を出荷する所はなくなりましたが、海外からの輸入ものに限っては可能性も無きにあらずです。バラは花の中でも短命ですのでよい物を選ぶとそれだけ長持ちにつながります。以前冬の時期でしたが約一か月咲き続けたバラもありました。観察力もトレーニングしてゆきましょう。

カーネーション/ダイアンサス ミナミ

とても優しいオレンジ色。私が花を始めた頃からあるような色です。クラシックな雰囲気でアレンジにブーケにも向き、フローリストから高い信頼性を誇るお花です。

カーネーションは気温が下がる10月頃から日持ちが各段と違ってきます。節の間で斜めに切る事、花瓶を清潔にし、水替えの都度切り戻しをかけましょう。茎が太く葉もカールしていない物が良いです。エチレンガスに弱いため痛んだ花、葉はすぐに取り除き、果物のそばには置かないように。

チューリップ DJパーロット

パーロット種でフリル咲(オウムの羽のようにひらひらとした花びら)。オレンジが混じった朱赤で内側は鮮やかな黄色が出てきます。のちに花びらの淵が白く変化してきます。

中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

チューリップもアネモネと同じで切り花になっても開閉運動しながら毎日楽しい変化があります。今日ポジションを決めても明日になると違った方向にむいている事もざらですので、そこはこのお花の特徴という事でご愛嬌デス! ちなみにチューリップの開閉運動(または傾性運動)は温度に影響されるとの事です。気温が低い時は花びらの外側が伸び、高い時は花びらの内側が伸びるそうです。暖かい部屋ではこれがチューリップというくらい大きく花が開き、原型をとどめないほど変貌していますね。チューリップの葉を処理する時は茎を傷つけないように気を付けてください。ナイフを使う場合はゆっくりと慎重に!

 

シンピジューム ゴールデンアイ

マンダリンオレンジ色のシンピジウム。明るい色をリクエストされていたため、こちらのお花を主役にしたブーケを作りました。卒寿のお祝い、それにお正月という事もあり、長老へのプレゼントでしたが華やかに仕上げました。

シンピジュームはネパール、ミヤンマーや中国の山岳部の冷涼なエリアが原産です。春に花をつける春蘭の仲間で、一年中入手できますが、初冬から本領発揮する花です。優しい香りも楽しめる品種が多く、アレンジにも活け込みにも向きます。ファレノやシンピジュウム、ヴァンダなど立派な蘭類は大きな花が多く水あげも時間がかかるものです。花に元気がなくなってしまった場合は、下のフロレット数個を切り落とし、丈も短めにすると元気が出てきます。消毒したナイフで大きく斜めに切ると表面積が広がり水上りも早くなります。

ラナンキュラス ラックスエリス

ラックスシリーズは花びらが通常のラナンキュラスより少なく、見た目にも軽いお花です。花びらには光沢があり、こちらのラックスエリスはちょっとおちついたオレンジ色。開花が進むと色が薄くなりますます春のイメージとなりました。スプレー咲きとしては販売されていませんでしたが、蕾も数本ついていていたため、花のサイズにバリエーションがあり大変使いやすかったです。水はやや多めに管理し、給水フォームでアレンジする場合は水切れさせないようこまめにチェックをしてください。花の近くの茎は柔らかいためフォームを使うときは優しくお取り扱いしてください。本来は春のお花ですので、もう少し気温が高いとお花にもよい環境かもしれません。これからどんどん使ってゆきたいお花です。

カラー キャプテンオデオン

11月からとてもよいカラーが出回ります。時期的にも流通が多くチョイスも豊富なためこの色に決めました。'キャプテンオデオン'は、仏炎苞ー色のついている部分は内側は明るいオレンジ色、外側は赤の強いブラッドオレンジ色、苞の端に行くにつれて外側の強い色がかかります。おめでたい卒寿のお祝いの花束に。長持ちするお花の一つです。

カラーは数十本に1本か2本は弱い物があります。気温が高くなる頃もし水がすぐ汚れるようでしたら、すべての茎を点検して下さい。水がぬるくなるととろけてしまう場合もありますので早期に発見し、残念ですが処分です。どの花のメインテにも言える事ですが、花瓶とハサミはいつもきれいにしバクテリアの発生を少しでも抑えましょう。

カラー(海芋)の種類 http://www2.fdb.jp/hidaka/node/120 (今テクニカルな問題で、オフライン中です)

 

マム/一輪菊 アリョンカサーモン

'アリョンカ' はふんわりと全体が解けるように咲くシリーズです。中心部は盛り上がらず少し下がります。大輪で花びらの乱れがなく咲き方がきれい、加えて優しいサーモンピンクの上品な色合いです。お正月の花の一つにご用意しました。洋マムは種類が増えとても嬉しいですね。

最近は輪菊をディスバッドマムと呼ぶ事も多いです。disbudー脇芽を取り除き一輪菊として栽培されているという事です。そんな事は昔からやっていた事で今更言う事もないのですが、英語での表現でsprayとsingle stemで頭文字が重なるよりsprayとdisbudで明確に区別がつくほうがよいのかなとは思います。さて、脇芽をそのま成長させると、スプレータイプになるのでしょうか?

キク科やセリ科の植物にとても激しいアレルギーがあり、最近は花をセロファンやネットで巻いた状態で写真を撮っています。