ピンク

花の色 ピンク

バラ テナチュール

くすみ系、ニュアンスカラーなどと言われるブラウンやベージュの花がトレンドですが、'テナチュール'の色はシックでおちついたな茶系、ココア色からフレッシュなライムグリーンが残るダージリンのファーストフラッシュの水色のような色など、枝によってバリエーションは豊かです。花びらは強フリンジでフルブルーム時は風変わりな咲き方のため、今人気を博しているのがこちらの 'テナチュール'です。色まで指定しての予約でした。秋の季節にぴったりなウェディングブーケになる事間違いなし!

バラ ラストナイト オン アース

このバラを見たのは最近だと思います。こんなにデコラティブで存在感のあるバラ、一体何?と言って聞いた名前が 'ラスナイ' ん? 変な名前と思ったら ' Last night on earth' が正式なお名前だそうです。くすみ系のピンクですが明るいオレンジや赤を花びらの合間から感じます。深くもなく明るすぎでもない感じ。ひらひら感が妙にチャーミング!

バラ クリスタルドレス

'クリスタルドレス' 素敵な名前のバラです。イエローベースにスモーキーなサーモンピンク。どこかうっすらとライムグリーンものっていて、エレガントで優しい色合い。花びら自体に軽いフリンジがあり開いてくると華やかです。

今年はどのバラにも共通して言える事ですが、暑すぎた夏の影響が著しく花自体は例年よりかなり小ぶり。いまだに暑さが残るため品質にもばらつきが見られますが、結婚式用としてとてもよいお花を出荷して頂きました。ありがとうございます。

トラデスカンチア/トラデスカンティア

ツユクサの仲間で米国および南米に85品種もあり、美しい葉が魅力で庭先でハンギングプランツとして鉢で楽しんだり、グランドカバーとして地に這わせたりと様々な利用法があります。ウェディングブーケを作る際に、ご実家から数種のプランツを持参いただき、ブーケの中にそっと忍ばせました。

バラ ラブリーファンデーション

'ラブリーファンデーション'  名前からしてスイートで優しいイメージが浮かびます。ほっこりふんわりほぐれるタイプで花が開く分スペースが埋まります。今年は夏が長くそしていまだに暑い状況。花も高値ですのでこんな事も考えながらレッスンの花選びをしています。早く気温が落ち着き、秋の花たちの状況もどんどん良くなってゆくことを願っています。

ユリ バシアーノ

暑さに強い花を探していました。秋になっても暑いなんて地球がひどく壊れてきてしまっています。ユリは暑い季節のお花ですのでぴったりです。実はフロレットが2つしかついていなく、ちょっとびっくりです。開花は遅く水揚げから3~4日経ってやっと開花してきました。可愛いピンクですが香りはありません。LAハイブリッド ロンギフローラムxアジアテックの交配品種です。

「ユリ」は古い言葉で「揺れる」を意味する「揺る(ゆる)」に由来します。ユリは交配の親の品種で区別されます。

花瓶の水に浸かる部分の葉は取り除き、斜めに茎を切ります。普通に管理するだけでよいですがやはり大きい花は水を吸います。きちんと水量を確認してください。上部に葉が付きすぎている場合も少し間引くとよいです。水替えの度茎を切り戻し、枯れかかった葉や花はすぐに処分してください。花粉は服に着くと取れません。開花し花の色が出てきたら直ちに取り除いてしまいましょう。

世界中に分布。品種は100種類以上となっています。日本沖縄原産のロンギフローラム系、アジアテックハイブリッド、オリエンタル系ハイブリッドなどチョイスも広がりましたが、年代により流行もあります。

ファレノプシス/胡蝶蘭

クリーム地にピンクのストライプ。小さめのファレノプシスをミディタイプと言います。蘭類はとても暑さに強く、ウエディングではよく利用いたします。特に髪につけるヘッドドレス、胸元を飾るコサージュやブートニア、そして手首につけるリストレットなど、人間の体温の影響を受けやすい箇所の飾りには大変重宝します。小さくても、一つでもエレガントさは変わりませんね。

東南アジア生まれのランの園芸品種です。花を扱う時のナイフはいつもしっかりと消毒をし、夏の時期は少しこまめに水替え&切り戻しをかけて下さい。暑さには強い花ですので一週間はお楽しみいただけると思います。上手に管理すればもっと長持ちします。