早春
早春 1月下旬~2月頃
梅 春の香りに満たされて
パラレル 平行に束ねる
ピンクのヒアシンスに青いセトーレアを合わせました。
ヒアシンスの茎は柔らかく、満開になると頭が重くなり茎が途中で曲がってきてしまう事があります。特にヒヤシンスだけでのブーケとなるとかなりコントロールが難しくなります。そんな時は何かサポートするアイテムをプラスしてゆくといいですよ。周りに巻いてもよし、間に枝を入れ込んでもよしです!その一工夫もデザインの一つとなります。
パラレル 平行に束ねる
アネモネ ミストラルローサチアロ
クリームの地や薄いピンク色からやや濃いピンクまで花の色はそれぞれまちまちなのですが、'ミストラルローサチアロ' は一般的にはピンクの大輪系です。アネモネは気温により開閉運動/傾性運動をしながら毎日違った表情を見せてくれます。
西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸が原産のキンポウゲ科のお花。モナリザシリーズの赤、紫、白など目に留まりやすいビビットな色が多いのですが、こちらはとてもやさしいピンク系。アネモネは少しずつ花瓶の中でも成長します。ブーケの中で一つだけ背が高くなってしまい、アネモネの’私を見て’というアピールが始まります!水をよく吸いますのでこまめに水量をチェックしましょう。
昨年は茎が割れておりすべて使いものになりませんでした。今回はしっかり茎まで確認して購入してきました。
パンジー カルメン
園芸品種として1800年代に北ヨーロッパにてサンシキスミレとビオラなどを交配して生まれたようで、今日では数えきれないほどの品種があります。 フローリストが使うパンジーは丈が長めに栽培されているものです。茎が柔らかく吸水フォームには向きません。小さなブーケが一番この花の魅力を出せると思います。
フリースタイルアレンジメント
自由にアレンジメント
アネモネとチューリップ 春の花でアレンジメント
ストック アイアンマリン
本来は春の花ですが、12月クリスマスごろから市場には見られます。ですが、ちょっとまだ早いかな。蕾は固く茎も心もとない細さです。やはり1月下旬頃から出回る花のほうがしっかりしていて花付きもよいです。茎に一つ大きな穂状の花があるシングルタイプと枝分かれした茎に小花をつけるスプレータイプがあります。大きなアレンジメントにはシングルタイプ、小ぶりのアレンジやブーケなどにはスプレータイプが重宝です。花瓶で飾る際、切り戻しをしながら先端のつぼみに水が行き届くように手入れをしてあげると一週間は美しく咲き続けてくれます!
今回は高さを出したお正月のアレンジメントに入れるため、あまり太すぎないラインフラワーをさがしていましたのでちょうどよいサイズでした。入荷したものは全部そのアレンジに入れてしまいましたので、きっとよい香りを放っていると思います。