春 3月~4月、5月中旬ごろ

宿根スィートピー 紫色

スィートピーは長い茎についている葉も利用ができます。茎は折れやすいので丁寧に扱います。蔓性植物ですのでとにかく髭が他の植物にまで巻き付きますので、これだけ単独で少し他の花瓶から離して管理しています。巻いた蔓も魅力ですので、私はそのまま使いますがあまりにも邪魔なようでしたら下の方の蔓は切り落とすとよいと思います。

イタリア南部シチリアやクレタ島原産の花。とてもよい香りの花です。ぷっくりとしたやや肉厚の花弁の宿根タイプは春本番桜の咲く頃から出回ります。可憐そうですが意外にも丈夫です。太くて立派な茎付も出回っています。蔓性植物で、カールした蔓もまたユニークです。一年草として扱われる園芸種とは違り多年草です。流通名サマースィートピー

花言葉ref: https://hananokotoba.com/sweetpea/

カーネーション / ダイアンサス シャララピコ

ピンク色に濃いピンクの絞り模様が入っています。花弁のフリンジがとても細かく繊細で目を惹きました。進化し続ける花たちはいつも楽しみです。

カーネーションは節がありますが、切る時は節と節の間を斜めに切りましょう。花瓶で楽しむのでしたら水替えの時にまた斜めに切り戻すと持ちが違います。水に浸かる葉はきれいに取り除きましょう。

ゲウム マイタイ

アプリコットの小さな花で、ペタルはシングルかせいぜいセミダブル、ダークな茎から野ばらによく似た花をつけます。市場で手にしていた方がいて、可愛いので思わず私も購入しましたが、持ち帰ってからどうも調子が良くなく次々と枯れてしまいました。枯れた姿も綺麗で葉ないです。もちろん蕾も開花してきましたが、とてもレッスンで使う気にはなれません。調べてみるとバラ科、ガーデニングプランツでヨーロッパ、北米、南米、アフリカ、ニュージーランドなど至る所で見られる多年草との事です。ほぼメインテフリーで育てられるとの事で人気なお花だそうです。初めて買いましたが、今の段階ではリピ買いする気にはなれません。

 

キンギョソウ レジェピンク

お正月から出回るキンギョソウ、まだ入手ができるのはとてもありがたいことです。今頃は寒い時期よりはるかにお手頃となっています。2月にキンギョソウ ’レジェピンクソーダ'という品種を使いましたが、'レジェピンク'はそれよりももう少し強いピンク色です。どのピンク色もなんとなく安らぎを感じますね。ピンク色の特徴ですね。

水あげ時には余分な葉を落とし茎を深くナイフで斜めに切ります。カットした表面積を広げる事により水あがりもよくなります。大型の植物はよく水を吸いますので花瓶の水量を毎日確認して下さい。週の途中で切り戻しをかけリ切り口をフレッシュするとよいでしょう。

オニソガラム / オーニソガラム アラビカム

入荷した時はすべて蕾ですが、周りから徐々に開花、開花の過程では硬い蕾が少し飛び出た感じで、周りには直系1㎝程度の花が囲み、シラーのような形になります。後にすべての花が開花すると、花が平べったく密集し総状花序の形になります。長さは50㎝でしたがとてもよいお品で、茎は太く長期に開花し続けしそうでした。ワイルドな雰囲気もありガーデン風なアレンジメントに用意しました。

その他の品種は今年の冬に使いました。

オニソガラム/オーニソガラム サンデルシー

オニソガラム/オーニソガラム シルソイデス

オニソガラム/オーニソガラム ダビューム オレンジ品種

オンシジューム ヴォランドピンク

今年も見つけたピンクのオンシジウム。黄色のオンシよりも小さく繊細でエレガントです。茎は茶色に近いバーガンディ、花びらは透明感あるうすピンクのお洒落な品種です。台湾産との事で周年入手可能との事。でもいつも見つけるのは今頃です。栽培量が増えたのでしょうか価格はお手頃になってきました。有難い事です。

メキシコ、ブラジルなど中南米の熱帯地方に300種類も分布。白、バーガンディー、茶色と白の複色など色も様々。

 

エピデンドラム ステラオレンジ

エピデンドラムは茎の先端に密集した色鮮やかな花がボール状に付きます。実際は沢山の種類があるようですが、現在日本では鉢物で観賞するように茎の短いものが多く流通しているように思います。エピデンドラムは形も色も実に沢山ありちょっと時間をかけ追ってゆかなければ全体像が見えてきません。

エピデンドラムはいくつかのラン属を含むLaeliinaeという亜族*にふくまれているとの事。以下Wikiより
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ブラッサボラ、レリア、カトレアなどの40のラン属を含む新熱帯区の亜族です。エピデンドラム属はこの亜族の中で最大で、約1500種が含まれています。これに120種以上のエンシクリア属が続きます。
unquote--

*科(Family)> 亜科(Subfamily)> 族(Tribe)> 亜族(Subtribe)> 属(Genus)

モカラ ブルースカイ

'ブルースカイ' と言う名前ですが実際は紫色です。なかなかブルーの色を出すのは難しいのでしょう。

モカラは輸入でだいたい1週間もすると傷みがでてくるのですが、南国のお花ですので、冬に使うより暖かくなってきた今の時期の方が良いのかもしれないです。茎が少し曲がっていて使いにくいのですがその分お値段はお手頃です。

モカラはシンガポールにて、ラン科のアスコセントラム属、バンダ属とアラクニス属を掛け合わせて作られた育成種です。それぞれのよい所を取って生まれた品種ですので、色もよく日持ちもします。本来暖かなエリアの花の為冬の寒さはとても苦手です。暖かさを好むラン類、アンスリュームなどは適温で管理してください。水あげがスムーズですと一週間は花の色も褪せず楽しむことができます。この花は状態のよい物とそうでない物のギャップが大きいので確認が必要です。海外からの輸入は必ずしも上等なものばかりではありません。モカラを購入する時は花がくたびれて下向きになっていないかよくチェックしてください。上手く水が上がっていれば花にハリがあり綺麗です。

蘭は一つの茎にいくつもの大きな花が付くため、飾っている途中元気がなくなってしまう場合もあります。そんな時は下の花2-3輪を潔く切り落とし、茎をナイフで斜めに大きくカットして新鮮な深水に入れて下さい。

フリージア ダイヤモンドスター

白地なのですが紫・ピンクがのっています。長くて立派でした。

アフリカ南東部、ケニアから南アフリカのケープ州の原産 花びらはシングルかダブル、色は白、クリーム、オレンジ、赤、ピンク、赤紫、ラヴェンダーや紫など様々。現在の一般的なフリージアは、19世紀に F. refracta and F. leichtliniiとの交配種を基にして掛け合わせたものです。芳香もあり一つ一つ順番に花が開花するため一週間くらい楽しめます。枝分かれして小さな蕾が2個くらいついている事もありますが、これはよい花が咲きませんので切り落としましょう。葉も途中で枯れてきますのである程度は整理してしまう方がよいと思います。萎れたフロレットはすぐに切り取りましょう。

英語の花言葉に友情という意味があります。卒業式に配られるのはその花言葉からだと思います。フリージアも3月から4月がピークとなり、旬の季節となってきます。

単一生長点

複数の花が一つのポイントから出てくるようにイメージしながらアレンジします。植生を活かしたスタイルとなるため、花材選びも今の季節の花からピックアップしてゆきます。アレンジメントの世界でもラインを読みそこに繋げて作品を作る事をしてゆきます。

広がりがありますが下にもしっかりと草花が入っていて安定しています。いつも大きくなると気にしていましたが、これは個性ですのでよいと思います。ラインをしっかりと読む練習を続けてゆきましょう。