アヤメ科アヤメ属

アイリス アヤメ 地中海など乾燥した地域に咲く、日本にも広く分布 紫色の花で、外花被片に網目模様が特徴

オクラレルカ

すらりと長い葉で、活け花ではよく利用される植物です。トルコからエーゲ海の島々あたりが原産で、現地では白いお花のようです。日本の産地沖縄では青紫の花をつけるようです。この葉が出回る4月下旬となると毎年季節の移り変わりを感じます。

ref: https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:438921-1#other-data

ref: http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/SEIBUTSU/syokubutsu/SogoZukan/hishi/ayameka/okura/index.html

ref: https://www.flower-db.com/ja/flowers/iris-orientalis

アイリス レティキュラータ キャサリンホジキン 球根付

早春に咲くアイリス。ペインテットレディと同じグループで、レティキュラータのグループ内のIris histrioides (薄い水色の花)と Iris winogradowii (淡い黄色の花)の掛け合わせです。正式にはIris x histroides ‘Katharine Hodgkin’という表示が望ましいのですが、一般的にはI. reticulata 'Katharine Hodgkin’で流通しています。ペティキュラータはアイリスの小さな種類で、コーカサス山脈周辺のトルコやイラン、イラクやロシアの原産。耐寒性が強く、寒い春先のスノードロップやチオノドクサ(シラーの仲間)やクロッカスなどの咲く頃に開花します。レモンイエローの地が水色の脈が沢山入り下地がほぼ水色になるくらいです。中央付近にわずかに残るレモンイエローとのコントラストも素敵です。春まだ浅い頃から咲きだし悪天候でもあまり花には影響がないとの事。3月購入でしたので、成長が早くあっという間に花が咲いてしまいましたので、1月から2月にかけての利用が良いかもしれません。

イキシア ジャイアントホワイト

イキシアは春遅くから初夏にかけての球根植物です。かなり硬い蕾の状態で入荷。その後はなかなか開花せず10日当たりでやっと緩んできました。茎は細く背丈も50㎝はある大きな種類です。試験管に入れるのにも茎が細いため好都合です。最近は植物本来の季節が分からなくなるくらい花業界は前出ししてきます。でもありがたく使わせていただいています。

アイリス レティキュラータ ペインテッドレディ 球根付

早春に咲くアイリス。水彩画のような優しい色合いから 'Painted Lady'と名前がついています。ペティキュラータはアイリスの小さな種類で、コーカサス山脈周辺のトルコやイラン、イラクやロシアの原産。耐寒性が強くまだ寒い春先の丁度スノードロップやチオノドクサ(シラーの仲間)やクロッカスなどの咲く頃に開花します。淡い水色とレモン色が目に優しくビビットな花の色が多い今に時期はとても珍しく新鮮に感じます。新種との事です。

球根植物を飾る時は根が水に浸かっていれば長く鑑賞できます。球根がどっぷりと水に浸かってしまうと、温度の高い部屋ではあまりよくありません。甘やかさない程度がちょうどいいです。

アイリス

アヤメの種の部分のため日持ちはかなり長いです。アヤメは乾燥地帯に生息し、葉よりも花が上につきます。横から見ると網のような模様があります。花びらの中心部から1/3ほどまで広がります。