ハイブリッド

人により交配された園芸品種

ラケナリア / ラシュナリア アロイデス  オーレア

南アフリカの西ケープが原産。花穂は30㎝位で、先に葉が秋に出て、冬から早春に頭を持ち上げます。ムスカリのようにフロレットが下を向いて咲きます。茎は水分を沢山含みやや柔らかく、アレンジよりもブーケの方が向いていると思いますが、スプリングタイプの給水ベースを使えば問題ありません。茎はそれぞれにゆるくカーブしているためうまく方向を利用してください。オレンジよりの黄色です。ハイブリッドとの表示があり三宅さんオリジナルかもしれません。

ナミビアや南アフリカケーブ地方に多く自生している球根植物。約133種類もあり、日本での栽培は約40年ほど前から。小さな植物ですが結構長く咲いていてくれます。ナチュラルコンポストにこだわる生産者さんの努力の賜物だと感じます。他の品種には白のペルーシ種、紫、ピンク、オレンジ、あるいはグリーンとオレンジなど複色もあり毎回の出会いはちょっと目新しく感じます。いつも同じ生産者さんのものを購入しています。手元にはいってから一週間の日持ちとしましたが、実際10日過ぎてもまだ色もそのまま、手元において楽しんでいます。

属名のAloidesはaloe-like アロエのようなという意味でアロエの花にも似ていますね。

バラ マンゴーリーバ

数束入荷があり、重量が重いバンチを購入したのですが、ちょっと見極めが甘かったようです。ガクが下に下がりきっていないため寒い場所に置いてしまうと十分に開かない可能性も無きにあらず。暖かい所でレッスンまでまる一日管理しておりました。曲がり枝でしたので、花の向きをよく見て配置を考えなければなりませんでした。よい経験としてとらえましょう。

それにしても、初めて使うバラの多い事!それだけ毎年多くの新種が出回るという事ですね。変化も楽しんでゆきたいのですが、古くからある好みのバラもまだまだ使いたい気がします。

バラ スペード+

近々バラにも革命が起きてくると感じていましたが、予感は当たりです。店舗に納入した黄色いバラの 'スペード’ でしたが、常時暖房の効いたきわめて乾燥した環境で2週間経っても花瓶の中で生き残っていました。もちろんオーナー様のお手入れもありきの事ですが、素晴らしいです。また巡り合えたらリピ買いです。

生産者:大沢園芸 様

バラ ラプソディ+

エレガントで大変ノーブルなバラです。白バラの’ブルゴーニュ’と共にウェディングの注文品の余剰分でした。11月に使ったものより少し色目が濃く出ています。生徒さんもすぐにこのお花をピックアップしていましたほど美しい!

バラ バニラカタニラ

黄色に近いクリーム色。蕾の段階からコロンと丸く、カップの内側にひらひらとした花びらが並ぶ丸弁ロゼット咲きという希少種で流通量はそれほどでもないようです。ふんわり優しい開き方でいろも春色。とても魅力的です。

カタニラという名前は、カトリーヌ(仏)キャサリン(英語)のスペイン語だそうです。オキツナーサリーさんのページにありました。

バラ ゾーイ

とても鮮やかなオレンジで目を捉えます。あまり大きすぎない中くらいのサイズですので使いやすいと思います。花びらのカールは強くなかなか開かないのですが、展開すると高さがなくなり横にボリュームが出ます。もう少し茎が太かったらと思いますが、レッスンではそれほど高いお値段は厳しいかなと思いお手頃ランクにいたしました。今回は短く使いますのでそれほどの影響はないと思います。一週間経ってもまだなかなか緩んでこないので、完全に開くのはもう少し先かなと思います。ちょっと楽しみなバラです。

 

バラ ジュミリア

葉も大きく茎もしっかり、花は白地にピンクの縁取りで、剣弁咲きより少し花びらの反り返りが少ない半剣弁咲き。’ジュミリア’の花は開きすぎず綺麗な姿を長くとどめるバラです。花の寿命も一般的なバラよりも長く感じます。もっとも生産者さんがとてもよく、こちらの方のバラで外れた事はありません。よく使わせていただいております。

アマリリス/ヒッペアストルム クリスマスギフト

クリスマスの時期に、特別なお花として出回ります。品種名は’クリスマスギフト'  年末の贈り物としてのオーダーにご用意いたしました。

原産は南米、交配により美しい品種が沢山あります。本来はヒッペアストラムというべきですが、日本ではアマリリスとして昔から流通しています。なお本来のアマリリスは南アフリカ原産のネックドリリーと呼ばれるベラドンナの品種です。

茎は空洞の為、補強のため茎の中に棒を入れて飾る事もできますが、ブーケに入れるため茎の両脇にワイヤーでセキュアリングをかけています。エレガントな花がゆっくり開花し少し長く楽しませてくれると思います。