日本

日本原産・分布

ヒガンサクラ 彼岸桜

3月中旬から、ソメイヨシノに先駆けて咲く桜。蕾の時はうっすらと赤みがかかり、その姿もまた美しいです。以前日本原産と書きましたが英国王立Kewのデーターベースによると、中国の朝鮮半島に近いエリアと台湾・香港に近い福建や広東エリアが原産のようです。でも今は日本を象徴する代表的なお花となっていますね。木肌も美しく樹齢もとても長い品種だそうです。ヒガンサクラは長野県伊那市にある高遠固有のものとされています。花後に実がなるとの事です。学名がはっきりわかりませんが、Prunus subhirtellaとしている所が多いですが、今回はKewの情報から取りました。

春分の日に購入しましたので、今が本当に見ごろの花です。気温が低いのにも関わらず入荷翌日には花が開いてきました。ほんのりピンクで美しく愛おしく感じます。

ref: https://powo.science.kew.org/taxon/

ref: ref: https://hanakotoba-note.com/sakura_7/

ウンリュウヤナギ

イースターのアレンジメントの材料として柔らかく扱いやすい柳をリストに入れていました。ウンリュウヤナギは今回の条件をぴったりと満たしてくれる植物でした。

一本一本にうねりがあり、大型になります。長期間花瓶に入れておくと根が出てきますが、柳は大変強く、その枝を地面に刺そうものなら来年には栄養を吸い健やかに成長する事間違いなしです。成長がとても早いので管理が大変です。大きな庭がないのでしたら植木鉢が無難です。

ユキヤナギ 小雪

2月から3月にかけて、この花を入れなかった事がないくらいです。空間を埋め、花と花を繋ぐのにはとてもよい花材です。3月になるとボチボチ路地物が咲いてきます。お値段もお手頃になります。

日本、中国西部原産。薄いピンク色もあります。春寒い時期から出回りますが、気温が低いとなかなか開花しませんので暖かいお部屋で楽しみましょう。小さい花ですが、一本についている枝数が多いため開花するとボリューミーになり素敵です。枝の間に春色の花を加えて飾ってみて下さい!フィラーとしてはコスパ抜群でです。

ネコヤナギ

猫柳を買いました。いつ使ったか記憶にないほどなのですが、とても可愛く、愛おしいくらいに感じます。枝は長く130cm。蕾のうちはほんのりピンクかかったグレー、成長してくるとその芽の中心部にピンクが残りぎっしりとシルバーグレーの毛に覆われます。よく枝分かれしていてますが上部にまで芽が付いているためそのぷっくりとしてフワフワな芽を上から下まで楽しめます。今回は2種類のヤナギを購入しましたが、ネコヤナギは枝に分岐が見られ、アカメヤナギはすらりと真っすぐな枝が特徴です。枝は曲げて使う事もできます。どちらも今の時期の若芽が美しく、早春にお勧めの枝物です。

https://mikawanoyasou.org/data/nekoyanagi.htm

https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:777701-1#higher-classification

 

アカメヤナギ

花芽が赤いため'アカメヤナギ'という名前です。葉がやや丸いためマルバヤナギとも呼ばれるそうです。秋には枝まで赤くなり、芽がはじけるとふさふさとした丸くてやわらかな花芽が出てきます。ストレートで長いためパラレルアレンジメントの材料として入荷しました。

水あげは斜めに茎をカットするだけ、あまり気をつかわなくても丈夫なため勝手に芽が出てきます。水も汚さず他の植物とも相性は良いです。水揚げ直後でしたら楽にリースにできます。

ケイオウサクラ/啓翁桜

1月なのにもう桜、しかも啓翁桜です。花の世界はちょっと早く春なのです!桜は枝が美しくいつまでも花瓶に残してしまう植物です。なかなか枝が太く切るのに苦労しました。

支那実桜を台木として彼岸桜を接木したところ枝変わりが生まれたので、作出者(久留米市山本の良永啓太郎さん)の名をとり啓太郎桜(ケイタロウザクラ)と命名(日本花の会 桜図鑑より)http://www.hananokai.or.jp/sakura-zukan/
山形が有名な生産地
学名 Cerasus ‘Keio-zakura’

ユキヤナギ 雪うさぎ

雪柳と言えば’小雪’なのですが、初めて’小雪’以外の品種を見つけました。花がまだ少ししか開花しておらず(そしてすぐに手元から離れて行ってしまったため)具体的にどんな花とまでは見極める事ができませんでしたが、少しフロレットの下が長いように感じます。その分大きく見えるかな。。。また巡り合えると思いますのでその時に観察してみます。

1m20もある枝物です。枝を割りじっくりと深水で水あげました。今の時期は開花がゆっくりですのでお楽しみになれると思います。

日本、中国西部原産。薄いピンク色もあります。春寒い時期から出回りますが、気温が低いとなかなか開花しませんので暖かいお部屋で楽しみましょう。小さい花ですが、一本についている枝数が多いため開花するとボリューミーになり素敵です。枝の間に春色の花を加えて飾ってみて下さい! 

アスチルベ ライラック

本来は初夏のお花ですが、もうずっと寒い時期でも出回っています。持ち帰りましたがなぜかレッスンでは不人気。モサモサとしていてすっきりとしたパラレルのデザインには不向きであったようです。また水が落ちやすデリケートな植物の為敬遠されたようです。生徒の皆さんもそれぞれの花の特徴を覚えていますのでその選択は正解であったと思います。花持ちはあまりよくないのですが、寒い時期は他の花と同様に気温の高い時期よりも格段に花持ちが良いです。2024年にも記録していますが一週間持っていました。花のラベルには’ライラック’とありましたが不明です。ブルーベースのピンクである事からかなとも思いますが、写真ではそれもあまり感じません。

私たちが手にするアスチルベは A. chinensis, A. japonica, A. thunbergiiA. astilboidesの4つの品種を交配させてできています。ですので学名はなく交配を表す掛け合わせの表記となっています。Astilbe × arendsii。

水あげの方法は湯上げがよいです。細い茎ですが頑張ってナイフでシャープに切り落としましょう。茎の表面積を広げればそれだけ水あがりが良くなるはずです。

ユキヤナギ 小雪

今回はデザインに合わせて丈の長い物を入れました。長い物の水揚げはかなり気をつかいますが、枝を割りじっくりと深水であげましたので問題ないでしょう。寒い玄関に置いているため開花がゆっくりで我が家では2週間経ってもまだ花びらが落ちてきません。

日本、中国西部原産。薄いピンク色もあります。春寒い時期から出回りますが、気温が低いとなかなか開花しませんので暖かいお部屋で楽しみましょう。小さい花ですが、一本についている枝数が多いため開花するとボリューミーになり素敵です。枝の間に春色の花を加えて飾ってみて下さい! 生徒さんの展示会場用の作品では全体にこの花が入っています。

アスチルベ ビジョンインフェルノ

小さなアレンジメントの高さを出すラインフラワーとして入荷。よく考えてみたら実は夏から秋の花。こちらのビジョンシリーズは先月使いリピート買いです。がっちりとして太くて丈夫そうな茎にしっかりとした花が付いています。夏のタイプよりも遅い開花との事ですので11月まで出回っていました。ですが今は季節がずれてしまったようです。当然ながら寒さにはあまり強くありませんでした。タイムリーに使えば本来はすごく長持ちするよいお花です。

花言葉ref: https://hananokotoba.com/astilbe/