12月~1月

マトリカリア イエローベグモ

花の形は丸くお菓子か洋服につけるくるみボタンのように見えます。元気のよい茎は小さな蕾を沢山つけていますが、ある程度カットして色のついているものだけを残すとよいでしょう。薬草として乾燥してから利用していましたが、花粉が飛びますので花粉症の方にはお薦めできません。バルカンやコーカサスなど西アジアが原産です。

ファレノプシス/胡蝶蘭 ミディタイプ

落ち着いたアレンジの中に少しだけ明るい花をというご要望。オーキットも市場にでる時とでない時と、種類もその時の運任せ。ある意味スポットでコレとはっきり名前が分かっているものは発注できるのですが、最近は名前がついていないのが多くそれも難しいです。美しさを寄せ集めたケース売りもあるのですが普通には手が出ないです。中心部の下に落とし込むようにして使いました。お花の面積が大きいのでかなり明るくなります。これでヨシ!

小ぶりの胡蝶蘭の種類をミディと呼んでいますが、ミディタイプの胡蝶蘭には花の名前がついていない事が多いです。お花の名前は次回のリピート買いには非常に役立ちますのでぜひつけていただきたいものですが、品種改良が重なり色の出かたも多様で難しいのかなとも思うようになりました。

時々この花も水落ちする場合があります。原因は花が沢山付きすぎている事だと思います。下の花の数個カットし、茎をざっくりと大きく斜め切りし水揚げをしてください。このひと手間で違ってきます。お試しを!ナイフ・鋏は消毒してから使ってください。

英語ではモスオーキッド、蛾が羽を広げているような所からそのニックネームが付いたらしいですが、それにしてもエレガントな蛾ではないですか.....