花の色 黄

リモニウム キノマルチーズピンク

遠目からはややくすんだベージュに見えたのですが、近づいてみると明度がおちついたピンク色から黄色が見え隠れする感じで可愛いではないですか! ピンク・黄色といろいろな花をすでに選択していたためフィラーにはちょうどよい色です。

ひと昔前はスターチスとよんでいましたが、現在はリモニウムと呼ばれています。萼片に色があり、ドライになっても色は褪せずに残ります。夏から初秋に出回る花ですが水が多いと茎がぬめりますので、できるだけ少な目に管理しましょう。残念ながら私は花粉症で手元に置く事が出来ない花の一つです。

ラナンキュラス コルマール

良質なバターのような黄色です。4月ともなるとラナンも終わりに近づき花も成長し大き目になります。パラレルのブーケを組むため、バラより茎が柔らかく若干の融通が利く花として選択しました。ふんわりと開花しとても見栄えのするブライダルブーケとなりました。

水に浸かる部分の葉はすべて取り除きましょう。鋏と花瓶はいつも清潔に。花瓶の水を替える時に茎を斜めに少し切り戻ししてください。少しの手入れでお花は長持ちします。

花言葉 ref: https://hananokotoba.com/ranunculus/

アルストロメリア ホワイトベル

A. 'ホワイトベル'は白地に中心部が淡いピンクのアルストロメリアです。南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドが多く色も豊富。柔らかい花びらではあるがとても丈夫。花は散形花序・茎の先端に沢山の花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。本来は春から初夏にかけてのお花ですが、一年中流通があります。

アルストロメリア アイスクリーム

白地にライムグリーンのラインが入り、レモンイエローがわずかに花びら中央部に浮かび上がる清楚なアルストロメリアです。透明感がありますのでウェディングの卓上の花などによいと思います。南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドが多く色も豊富。柔らかい花びらではあるがとても丈夫です。花は散形花序・茎の先端に沢山の花を付けるため取り分けてアレンジメントに使えます。花束に入れる時はちょっと花数を整理してからつかうとよいかもしれません。

バラ エタンセルパフューメラ

開いていない状態の時はほぼオレンジなのですが、ほぐれてくると中心は黄色みを帯び、外側はややピンクがのってくるオレンジです。ちょっと説明に困る色合いですが、フランス語で「きらめく香り」という意味があり、香る品種です。丈が長かったのですが茎が弱くパッケージを外した時にすでにたわんでしまいました。花がしっかり重いという事なのですが、茎もしっかりしていると使いやすいです。。

 

宿根スィートピー ブライトイエロー

びっくりするくらい鮮やかなレモンイエロー。なぜこの花を手にしたかは自分でも不思議でしたが、鮮やかな色の強烈アピールに押されて購入してしまったのだと思います。色が飛びぬけて元気な分、他の花と合わせるのは少し難しかったです。こんな明るい色は花束やアレンジメントの中心部に入れてみて下さい。

ぷっくりとしたやや肉厚の花弁を持ち、蔓が伸び何かに絡みついて長く伸びるタイプのピーです。丈が長い物ですと、葉付でやや平べったい茎から枝分かれしその先端にも花が花がついていますので、切り分けて使います。絡みつく蔓もまたユニークです。さわやかな香りも楽しめますのでお値段の価値はあります。

イタリア南部シチリアやクレタ島原産の花。可憐そうですが丈夫です。宿根タイプは春本番桜の咲く頃から出回ります。

アイリス レティキュラータ キャサリンホジキン 球根付

早春に咲くアイリス。ペインテットレディと同じグループで、レティキュラータのグループ内のIris histrioides (薄い水色の花)と Iris winogradowii (淡い黄色の花)の掛け合わせです。正式にはIris x histroides ‘Katharine Hodgkin’という表示が望ましいのですが、一般的にはI. reticulata 'Katharine Hodgkin’で流通しています。ペティキュラータはアイリスの小さな種類で、コーカサス山脈周辺のトルコやイラン、イラクやロシアの原産。耐寒性が強く、寒い春先のスノードロップやチオノドクサ(シラーの仲間)やクロッカスなどの咲く頃に開花します。レモンイエローの地が水色の脈が沢山入り下地がほぼ水色になるくらいです。中央付近にわずかに残るレモンイエローとのコントラストも素敵です。春まだ浅い頃から咲きだし悪天候でもあまり花には影響がないとの事。3月購入でしたので、成長が早くあっという間に花が咲いてしまいましたので、1月から2月にかけての利用が良いかもしれません。

ラナンキュラス ラックスシリーズ ブライトイエロー

鮮やかな黄色、一般的に流通しているラナンキュラスのラックスシリーズよりかなり小ぶりな仕立ですがかなりよいお花です。熊本の生産者さんのモノでした。名前が明記されると後にオーダーができるのですが....

ラナンキュラス ラックス(Rax) シリーズは花びらが通常のラナンキュラスより少なく、一重咲あるいは少な目の八重咲で、見た目にも軽いお花です。ラックスシリーズは色も豊富でギリシャ神話からとった素敵な名前の品種が沢山あります。品種改良に携わった綾園芸さんの解説によると、花びらには光沢がありラナンキュラス+ワックスでラックスと命名との事です。

花のサイズにバリエーションがあり大変使いやすいのですが、小さな蕾が付きすぎている時があります。そんな時は今咲いているお花に栄養を集中するため、ある程度整理してしまいましょう。水はやや多めに管理し、給水フォームでアレンジする場合は水切れさせないようこまめにチェックをしてください。先端に行くにつれ茎は柔らかいためフォームを使うときは優しくお取り扱いです。

ref: http://www.ayaengei.com/plant/rax.html

 

貝母 フリチラリア

薄い黄緑色で背丈は役40-50㎝。3月上旬の今の時期一瞬しか出回らないお花です。すらりとして風に揺れる姿は情緒があり茶花に使われます。原産地はカザフスタン、ウズベキスタンやキルギス、タジキスタンから新疆ウイグル自治区の中央アジアです。

チューリップ ホームラン

鮮やかな黄色が特徴の 'ホームラン'。八重咲で芳香のあるチューリップです。

中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

チューリップもアネモネと同じで切り花になっても開閉運動しながら毎日楽しい変化があります。今日ポジションを決めても明日になると違った方向にむいている事もざらですので、そこはこのお花の特徴という事でご愛嬌デス! ちなみにチューリップの開閉運動(または傾性運動)は温度に影響されるとの事です。気温が低い時は花びらの外側が伸び、高い時は花びらの内側が伸びるそうです。暖かい部屋ではこれがチューリップというくらい大きく花が開き、原型をとどめないほど変貌していますね。チューリップの葉を処理する時は茎を傷つけないように気を付けてください。ナイフを使う場合はゆっくりと慎重に!