Myrtaceae

フトモモ科

ユーカリ ポポラス

流通名はユーカリポポラスベリーですが、ユーカリは実をつけないため小さな粒はgumnutsガムナッツと呼ばれる花の蕾です。また、実際世界の市場に出回っているものは葉の形が丸いものであったり細長い楕円のものであったりと様々です。オーストラリア東部原産。あえて品種名をあてがえば、Eucalyptus pulverulenta 'Baby Blue' です。

ユーカリはとてもよい香りで私も見つけると買わずにはいられません。水揚げが悪く5日もすると乾燥してしまいますが、ドライのまま使っても構わない花材です。香りも持続しますのでリースやアレンジメントなどにうまく使ってください!

ref: https://www.hardy-eucalyptus.com/post/what-is-eucalyptus-populus

ワックスフラワー ダンシングクィーン

オーストラリア西部原産。現地では4mにも達します。この花を入れるとナチュラル感がアップしますので、私はとてもよく使う花です。uncinatumはラテン語で「引っかかる」という意味で、細い葉が絡まりどこかに引っかかりやすい事からとの事です。また蕾がつややかでまるでワックスがかかっているような花からワックスフラワーともよばれます。花びらはシングルかダブル、白、ピンク、ベージュなどあります。しっかりと水揚げすれば10日は長持ちしてくれます。南半球からの輸入のため夏の間は入手できませんが、秋から春まではちょうど現地が暖かくなるためクリスマス時期はとても重宝してくれます。独特の匂いがありますが、それも魅力と感じます。

ワックスフラワー

この花の色は今まで見なかった色です。染めにしては水が汚れません。でもナチュラルにしてはかなりビビットな色です。程よく枝分かれしており、その先端に小さな花を沢山つけるためフィラー(花と花をつなぐ役目、花の間を埋める、空間をうめるという意味でfiller) としてとても重宝します。白やピンクの物は独特の香があります。日本では秋から春まで入手可能ですが、南半球の花のため本来の花の咲く季節は春から夏となります。